冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で、10日の朝にかけて北陸と新潟県、それに東北の日本海側で積雪が急増するおそれがあり、気象庁は積雪や猛吹雪による交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。
大雪による影響をまとめました。
大雪の可能性があるため、通行止めとなっている区間の情報です。【東海地方】高速道路では▽名神高速道路の、愛知県の一宮インターチェンジから滋賀県の栗東湖南インターチェンジの間の上下線、▽東海環状自動車道の岐阜県の大野神戸インターチェンジと養老インターチェンジの間の内回り・外回り、▽名古屋高速道路一宮線の、名神高速道路との連絡路で、いずれも10日午前2時から通行止めとなっています。【北陸地方】北陸地方でも一部の区間で通行止めとなっています。▽北陸自動車道の敦賀インターチェンジから米原ジャンクションの間の上下線、▽舞鶴若狭自動車道の敦賀ジャンクションと若狭美浜インターチェンジの 間の上下線で午前2時から通行止めとなっています。それに伴って、国道8号の敦賀市疋田交差点と滋賀県栗東市の辻交差点の間も午前2時から通行止めとなっています。
中部地方整備局などは、最新の気象や交通情報を確認するとともに、大雪のときは外出を控えるよう呼びかけています。
JR東日本によりますと、山形新幹線は9日夜、最終列車の上りの「つばさ160号」が大雪のため運休した影響で、10日の始発の下りで東京発新庄行きの「つばさ121号」が東京駅と山形駅の間で区間運休するということです。
一方、山形駅と新庄駅の間は別の車両で運行するほか、運休する「つばさ121号」と同じ時刻に東京発仙台行きの臨時の「やまびこ号」を運行するとしています。