韓国南西部のムアン(務安)空港で旅客機が着陸に失敗して炎上した事故で、消防は、これまでに62人の死亡が確認されたと明らかにしました。
29日午前9時すぎ、韓国の南西部のムアン空港で、タイのバンコクを出発してムアン空港に向かっていた韓国のLCC=格安航空会社「チェジュ(済州)航空」の旅客機が、着陸に失敗して炎上しました。韓国政府によりますと、旅客機には、乗客175人と乗員6人のあわせて181人が搭乗していて、乗客のうち、韓国人が173人、タイ人が2人だということです。消防は午前11時半ごろ、これまでに2人が救出された一方、62人の死亡が確認されたと明らかにしました。ソウルにある日本大使館の関係者によりますとこれまでのところ、事故が起きた旅客機に日本人が乗っているという情報はないということで、引き続き確認を進めるとしています。消防は、航空機の車輪が正常に作動せずに胴体着陸を試みたとみられるとしていて、その原因として、バードストライクによると推定されるとしています。
警察や消防が被害の状況を確認しています。
29日の正午のニュースで放送した内容です。【動画 1分8秒】
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