女優の真由子が26日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、俳優で父の故津川雅彦さん(享年78)と、女優で母の故朝丘雪路さん(享年82)について語った。
津川さんと朝丘さんの一人娘・真由子と、俳優で夫の友山裕之助は3度、津川さんに「結婚したい」と直談判していたが、その度に友山は追い返されていたという。
ところが、朝丘さんが2018年4月に他界。
「母が亡くなった時に父も体調を崩して。その時に主人(友山)が『もう一度、俺チャンスをもらっていいか』と言いまして」
何とか結婚の許しを得ようと津川さんとの食事の場がセッティングされた。
「その時は(津川さんが)涙を流して、(友山と)握手して『真由子をよろしく頼む』と」
当時の心境として「もうびっくりしちゃって『何も文句言わずOKなんだ』と。いつもだったら会って5秒くらいで『帰れ!』って言われてたんですけど、主人も4回目だから大泣きで『ありがとうございます。必ず幸せにします』って」と振り返った。
津川さんに溺愛されていたが、母・朝丘さんは気分屋なところがあったようだ。
「授業参観も父でしたし、相談事も全部父。(朝丘さんが真由子に)来てほしい時は『真由子~』って甘ったるい声で言うんです。その時はそばに来てほしい時なんだなって察して、行くとかわいがってくれるんですけど、(朝丘さんが)ステキな俳優さんといる時に行くと『来ないで。ママ今、忙しいの』って、全然相手にしてくれないんですよ」と明かすと、番組MCの黒柳徹子は声を出して笑った。
そんな朝丘だったが、亡くなったあとに〝真由子が幼い頃に書いた手紙やテストの答案用紙などを詰めた箱〟が見つかったという。
これには真由子も「母親なんだなって、初めて母親を感じた。そんなのくしゃくしゃポイッて、捨てるような人だと思っていたから、びっくりしました」と涙を浮かべた。