韓国の空港でチェジュ航空の旅客機が着陸に失敗して炎上し、乗っていた179人が死亡しました。
職務停止中の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領はSNSに「あまりにも悲しく苦しく惨たんたる思いです」と投稿しています。
韓国南西部のムアン空港で29日朝、タイ・バンコク発のLCC・チェジュ航空の旅客機が胴体着陸し、壁に衝突して炎上しました。
韓国当局によりますと乗客乗員181人のうち救出された2人を除く、179人の死亡が確認されました。
韓国メディアは乗客に3歳の男児など、10歳未満の子ども5人が含まれていたと伝えています。
事故原因について聯合ニュースは「旅客機が着陸前に鳥の群れと正面衝突し、鳥がエンジンに吸い込まれるような音がした」という目撃者の話を報じていて、消防はバードストライクの可能性があるとみています。
職務停止中の尹錫悦大統領はSNSに「あまりにも悲しく苦しく惨たんたる思いです。政府が事故の収拾と被害者支援に最善を尽くしてくれると信じています」と投稿しました。