トロピコとは、PopTop Softwareが制作した箱庭系シミュレーションゲーム作品、およびそれを始めとするシリーズである。
初代~6まで発売されているが、2以外が「カリブ海の島国を経営する」SLGに対し、2は「カリブ海の海賊を経営する」SLGになっている。
本記事では主に2以外の内容を扱う。
概要 (シリーズ)
その名前通り、プレイヤーはとある南国のプレシデンテ(指導者)となり、独立した島国(トロピコ島)をまっとうに運営していくゲームである。
本ゲームの最大の特徴が、箱庭系SLGでありながら「住民ばかりを厚遇していてはスコアは稼げない」という部分にあるだろう。というのも、本ゲームのスコアの大半は「国庫からスイス銀行の秘密口座にいくら不正貯蓄したか」、つまりどれだけ国庫の金をくすね盗って私腹を肥やしたかが影響するためである。そのため、スコアを伸ばす(私腹を肥やす)には
- 農業を敷衍して住民を豊かにさせ、輸出国家となって税収を向上させ、その中からごく一部を秘密口座に還元する
- 観光を敷衍してリゾート地を作り、観光国家となって税収を向上させ、その中からごく一部を秘密口座に還元する
- 軍政を敷衍して圧制を敷き、独裁国家となって税率を向上させ、その中からごく一部を島に還元する(通称暴君プレイ)
といったプレイを要求される。しかも国庫は厳しく管理されており、国家予算から秘密口座へ吸い上げるにはきちんと手順を踏まなければならない(国家予算の黒字分をまるまる横領することはできない)。
さらに、住人は超怠惰な上に大統領が豊かになるよりも自分の生活が豊かになることを望むため、人口が増えると要求が大量に増えて国庫(と秘密口座への入金量)を圧迫する。さらにシリーズを通して民主制選挙を強制されるため、特に暴君プレイを行うと軍が国民を押さえつけない限り、あっという間に選挙に負けて権力の座を追放されてしまう(押さえつけてもやがて軍人がクーデターを起こすかもしれない)。また、任期をまっとうする以前にプレシデンテの本性に気がついた”反逆者”が住民や軍人を扇動して、あなたを失脚させてくるかもしれないため、それへの対策も必要になってくる。
加えて、このゲームのモデルになっている「キューバ危機」「パナマ侵攻」の影響もあり、トロピコ島は米ソ二大国(もしくはEUや中国やその他大国)の外交ゲームにさらされている。つまり、アメリカの機嫌を取ったり、ソ連の機嫌を取ったりしなければならず、それを怠れば(特にカリブ海に近いアメリカは)独裁政権を築くプレシデンテを急進的な共産主義者/資本主義者とみなし、外交圧力や軍事制裁を加えてくるだろう!
おまけに、トロピコ島はシムシティなどとは違って一流の独立国な上に輸出の概念はあるが輸入の概念がないという、いわゆる潜在的な飢餓輸出国家となっている。つまり、住人の食料はトロピコ島内で賄わねばならず(当然足りないと餓死する上に不満爆発)、しかも学校や娯楽施設、さらにはマスメディアや発電所までプレシデンテが国庫(秘密口座)を消費して面倒を見てやらねばならないという、私腹を肥やすには前途多難な環境になっている。
もちろんというか何というか、トロピコ島を一流の独立国にし、食料を増産して飢餓の心配をなくし、住人の要求を受け入れて議論紛糾する派閥の間に立って折衝し、インフラを整え電力網とテレビ網を敷いて一足先に文明化し、軍備を整え外交官を増やして米ソ両国から重要視され、大学や美術館や大聖堂を建てて人心を掴み、カジノや豪華クルーザーを誘致して国庫を無駄遣いしても住人の大半から敬愛される完璧な名君プレイも一応可能である。
しかし、皮肉なことにそんな完璧な名君ではスコアが伸びないのがトロピコなのである。
そういうわけで、このゲームでは「時代劇に見られるような悪代官や世界史に悪名が残るような独裁者でも、私腹を肥やしたいならそれなりに義務と責任を持たなければならない」ということを教えてくれるゲームになっているのである。
トロピコ1
就任おめでとうございます、プレシデンテ(大統領)! 国民は貴方様が島を統治するのに相応しいと判断したようです。しかし大変なのはこれからですぞ。貴方様は一国の主として、国民の職場を確保し、教育と福祉に気を配り、そして数年に一度行われる選挙で勝利しなければなりません。
国民は大きく分け6つの派閥に分類され、それぞれ政治的趣向が大きく異なってきます。彼らの欲望を満たして支持基盤を構築しなければ、選挙で勝つことは難しいですぞ、プレシデンテ。
しかし、これらは「まっとうに」プレイする場合の話です。もしプレシデンテがお望みのようでしたら、選挙の票を『解釈しなおして』結果を『修正』したり、警察を用いて対立候補を投獄したり、軍隊を動員して始末してしまうことも可能です。ただし、あまり大胆にやり過ぎると国民に勘ぐられてしまいますのでご注意を。
二つの超大国の動向にもお気をつけください、プレシデンテ! 我々が一番注意するべき外交相手はソ連とアメリカです。いずれの国も、こちらが従順なうちは十分な経済支援と独立を保障してくれます。しかし関係がひどく悪化すれば、最悪軍艦を送り込んで武力制圧にかかるかもしれません!
プレシデンテのアバター
初期に用意されているプレシデンテ候補には、カストロやチェ・ゲバラといった革命家から、ハイチの独裁者デュヴァリエ、チリのピノチェトといった悪名高い独裁者まで名を連ねています。これらデフォルトのアバターを選択してもよろしいのですが、ご自分でプレシデンテを作成することも出来ますよ! ご自身をモデルに一つ作ってみるのも良いでしょうし、アルベルト・フジモリとか再現してみるのも一興かと。
プレシデンテにはそれぞれ長所と短所、来歴があり、これらは島の統治に大きくかかわってきます。例えば、共産主義の革命家であるフィデル・カストロやチェ・ゲバラは、ソ連との友好関係にボーナスが付加されますが、一方で二人の短気な性格は、軍国主義者や知識人の怒りを買いかねません。選択の際はこれらのステータスにも十分お気を付け下さい、プレシデンテ! 尚、ご自分で作成したプレシデンテのアバターのステータスは自由にカスタマイズできます。
以下がプレシデンテのデフォルトのアバターです。中南米スペイン語圏の有名な独裁者は、ほぼ網羅されています。違うのも居ますけど、気にしちゃダメですよ~♪
おもなトロピコ動画シリーズ
歴史系
東方系
アイマス系
チェ・エバラ
トロピコ3
“グッド・モーニング、トロピコ! こちらTNT、トロピコニュース・トゥデイだ! 今日は俺ファニートが、トロピコ3の概要を、軽快なサルサのリズムに乗せて前向きに紹介するぜ! チューニングはそのままで!”
トロピコ3は、2009年10月12日に発売され たトロピコ1の続編である(トロピコ2は両作品とは若干方向性が違う)。トロピコ1のシステムの大部分を受け継ぐと同時に、あらゆる新要素が追加されている。
前作との違い
拡張パック「Absolute Power」
“みんなはトロピコ3の拡張パック「Absolute Power」を知ってるかな? 新しい建築物や住民派閥、キャンペーンなんかが追加された豪華な内容になってるゾ! 特に追加されたプレシデンテの政策には、プレシデンテにとって邪魔な有名ラジオDJを暗殺する、なーんてものまであるそうだ。でもそのDJってのは、まさか俺ファニートのことではないと思う。なんたって、俺ファニートはプレシデンテの大ファンなんだからな!”
主なトロピコ3動画シリーズ
トロピコ4
お久しぶりです、プレシデンテ! え、誰だって? 私ですよ! 貴方の忠実な第一の臣下、ペヌルティーモです! トロピコ3でもチュートリアルでお会いしたでしょう?
ああ、そうでした! 4作目となる今作では私にも顔グラがついたんですよ! だからこうしてお顔を合わせるのは初めてということになりますな。私としたことがウッカリしてました。
さて、まずは概要ですね。トロピコ4は、2011年9月に発売された、トロピコ3の続編です。トロピコ3のグラフィックやシステムを受け継ぎつつ、施設や要素の大幅な追加がなされました。加えてキャンペーンももっとダイナミックで充実したものとなっていますよ。ツイッターやフェイスブックとの連携も強化されています。大丈夫、新機能については、サンタナ大元帥が詳しく教えてくれるはずです。勿論、私もプレシデンテの手として足として尽力しますよ!
え、内閣本部の建設ですか。ちょ、ちょっとお待ちください。あの設計図どこへやったかなぁ…
前作からの追加要素
プレシデンテの臣下たち
本作では各派閥の代表者や各国の指導者に顔グラと名前が追加され、よりウザったい「一国の主」としての立場を実感できる作りになっている。
ペヌルティーモ
ご存じトロピコ3のチュートリアルからプレシデンテを補佐してきた古参の秘書で、政府支持者代表でもある。臣下の中でも一番お世話になるであろう忠臣だが、根は臆病かつ気弱であり、有事の際にはプレシデンテそっちのけでさっさと逃げてしまったり、うっかりミスで島の統治に影響を出したり、設計図を落としたという名目で建設に強烈な制約を加えてくると、イマイチ任せきれない人物。よく島のラジオでサニー・フラワーズと一緒にDJをやっていて、統治者側からの意見を(やや過剰なほど)赤裸々に語る。
アントニオ・ロペス
資本主義者代表。シルクハットとスーツという如何にもお金持ちっぽい風格の紳士。資本主義者と言う微妙なポジションのせいかキャラクターとしてはややインパクトと印象に欠ける。しかも資本主義者は経済成長と治安維持がうまく行けば満足なので内政に精を出していると顔を出す(=要求を伝える)場面も少ない。時々石油タンカーが座礁して海岸が汚くなるのは大体こいつのせい。
バスケス同志
プレシデンテを「同志」と呼ぶ、なんとも分かりやすい共産主義者代表。トロピコ島のプロレタリアートの生活の質向上を第一に考えている。つまり安価な住居と医療が足りないと文句をつける。
住居も医療もやろうと思えばやり方しだいで無視して経済成長できるため、史実の五カ年計画やホロドモール同様それらを無視して工場や農場を建てまくって金儲けに邁進しようとするとまず突っかかってくるのがこいつ(と共産支持者)。一方でプレジデンテに絶対の忠誠を誓っているため史実のレーニンのように統治能力が不適格でもクーデターを起こしたりしないため、ある意味トロピコの良心として機能する。
エル・ディアブロ
国粋主義者代表。スキンヘッドに加え顔全体に施した強烈なタトゥーが印象的な人物。島の悪たれのまとめ役ポジションで、度々仲間を連れだしては島の移民をいじめているようだ。
言っていることから島のことを思って言っていることがひしひし伝わるが、トロピコは立派な独立国であり(アメリカやソ連を含む)外国人はみんなトロピコ人より愚かしいと考えているため、無学の移民を誘致したり平均賃金が低すぎたり大国と軍事同盟を結ぶとすかさず抗議してくる。
その割にそういった文句での減少幅は少なめで、とある娯楽施設を建てている限りは機嫌取りも容易。派閥人数自体も少ないので無視される傾向になる。しかしキャンペーンシナリオではとにかく即行で金を稼がないとクリアすらおぼつかないので…。
サニー・フラワーズ
環境保護論者代表。ある意味エコイズムのエゴイズムが一番顔に出ている人。
序盤の外貨を稼ぐため採掘場や伐採場を建てると文句をつけ、安定した収益確保のため工場を建てると文句をつけ、無駄に面積を取るゴミ処理場がないと文句をつけ…と経済成長を図るたびに文句ばっかり言ってくる困ったちゃん。
特にモダンタイムズを導入して序盤のうちにゴミ処理場が水処理場(電気が必要になる=発電所も建てる必要がある)に置き替わると、予算不足で建てるに建てられない状況下でも先進国並の要求ばかり突きつけてくるため完全にプレジデンテの敵になる。そのため高度に経済成長しても環境支持者だけ支持率が0%になることもしばしば。
さらにゴミ処理場を建てたら「工事でウサちゃんが死んじゃった!」と勝手に騒ぎ立てることもしばしばある。動物は総じて大好きだが、ラマだけは苦手。シムシティへの敵対心ゆえんだろうか。津波が来てもサーフィンにいそしんじゃうツワモノだが、干ばつのときは事態の収束に動いてくれる。
ペヌルティーモと仲良く一緒に島のラジオDJを担う他、ゲストへのインタビューも彼女の仕事である。ファニートなんていなかったんや…
ロドリゲス将軍
軍国主義者代表。見るのも嫌になるぐらいむさ苦しいお顔をしている。とにかく反逆者は武力で鎮圧すればよいと考えているようで、言うことがいちいち独裁者のそれである。
国内の反逆者への対策について助言したり、島の軍人や軍政支持者の要求を伝えたりするのが彼の役目。そのため彼の要求を飲むのは一長一短。意見を容れすぎて労働者まで兵士にされると経済成長が止まる場合も。
どうやら竜巻も「敵」としてみなしているらしい。すごい一体感を感じる。
エステバン神父
宗教派閥代表。教会や大聖堂が不足すると度々顔を合わせることになる。教会や大聖堂は異様に建設費が高い上に大聖堂は必要面積も多く、労働者として高卒男性や大学男性(政治施設や工場の稼働に必要。序盤ではえらい貴重)を要求してくる上に2-3軒建てた程度では宗教派閥は満足しないため、特に狭い島ではプレジデンテの強敵として長く立ちはだかる。
神に仕える身でありながら飲んだくれであり、パブで騒ぎを起こしてしまうこともしばしば。それでも「神からの啓示」として泣く泣くパブの閉鎖や禁酒法の要求をしたり、餓死した子供をまた葬式しないといけないと窮状を訴えてきたり、仕事はこなしている模様。
ミス・パイナップル
知識人代表。(比較的)美人な女教師で、プレシデンテとは「夜のレッスン」を通してお願いを聞いてもらっているようだ。キャバレーの女優もこなすなど、教育上相応しくない・けしからんことにも大変おおらかな姉ちゃんである。
彼女や知識人の要求は教育施設やメディア施設の建設であり、島の経済成長に必須の建築物を含んでいるため、出産奨励条例や焚書といった頭の悪い布告をガンガン採用していなければ味方に属する。
サンタナ大元帥
プレシデンテの大先輩。チュートリアルにて駆け出しの独裁者であるプレイヤーに、島の統治の基本を教えてくれる頼れるおじいちゃん。プレシデンテ当人も絶対的な信頼を抱いている人物。
政府支持派閥の代表者である。つまりこの人をよく見るようになったら一人前の圧政主義者である。
各国のエージェント
4から外国がアメリカ・ソ連・EU・中国・中東に増えたせいで、これらのエージェントにも顔と性格が割り振られている。
相変わらずアメリカは毒舌シルクハットでソ連は美女のねーちゃんであり、それに加えて「いかにも独裁者やってます」的なEU・中国・中東3名の外交官が顔を見せる。
この他にも個性豊かな登場人物がいっぱい!めんどくさいの
であとは本編で確認してね!
関連動画
トロピコ5
お久しぶりです!私ですよ!ペヌルティーモです!今作は今までのトロピコシリーズとは一味違いますぞ、プレシデンテ!我々の研究班…といっても私ですが、グラフィックが大幅に向上させ、ライトユーザーにもとっつきやすいトロピコを開発することに成功したのです!しかし今までプレシデンテからは「要素が簡素化してつまらなくなった」と言われることもあるのですけどね…トホホ…
とは言えこの進化したトロピコは賛否両論あるもののプレイしてみる価値はありますぞ!
主なトロピコ5動画シリーズ
トロピコ6
まだまだ続きますぞ!プレジデンテ!今作はトロピコ5のグラフィックを順当進化し、過去にいた派閥のキャラクターが戻ってきて過去最多のキャラクターがフルカラーで登場してプレジデンテに熱い声援をお送りしますぞ!プレジデンテの威光は留まることを知らず複数の島を一括で統治することになりました!橋などを繋げたりして特色ある島づくりにしましょう!私もこれまでの経験を活かして島に不足している施設を提案するなど過去最高に有能なペネルティーモになりましたぞ!ですから遊びで逮捕なんてしないでください・・・プレジデンテも日本語版でははっちゃけてますぞ。
過去作からの変更点
過去最高の施設数、キャラクター数
トロピコ5では4よりキャラクターが減って不満が出たが今作では4のキャラが一部復活に加え時代毎に超大国担当のキャラが変わるのがキャラクター数は過去最高になっている。また、島内の人々も一人一人追うことができて4と5のいいとこどりなゲームになっている。
複数の島の一括統治
一つのマップに複数の島が点在してそれを全部統治することになった。橋で繋げることもできる。それぞれの島を特定の産業に特化させることもできる。
ランドマークの強奪
本作最大の目玉要素で海賊や特殊部隊などを使い、世界各地にあるランドマークを強奪することができる。カリブ海にピラミッドや自由の女神など非常にカオスな島にもでき、ランドマーク自体に強力な効果がある。しかし簡単には強奪できず、強奪過程で様々な要求をされたり、ランドマークがあった超大国の友好度が激減するなどデメリットもある。
幸福度、支持率の分離化、スイス銀行の使い道
過去作に比べセオリーさえ守れば過去作以上にお金を稼ぐことができる。後は稼いだお金で幸福度上げれば選挙も万全・・・というわけにはいかず幸福度は支持率にも影響するがそれ以上に派閥毎の要求に応えないと支持が上がらない仕様になっている。無視して産業拡大に走ったら大金と豪華設備を持ったまま選挙に敗北にもなりかねない。派閥の要望には憲法の改正もあり、改正に応えたら他の派閥の支持が下がるなど面倒なものも多いのでそれを手っ取り早く解決するのがブローカーという闇業者の裏取引で解決することになり。これを使用するには過去作ではスコアだけの自己満足要素だったスイス銀行の口座のお金が必要でスイス銀行の口座を貯めて急場を凌ぐことが求められる。
トロピコ6に登場するキャラクター達(現代編)
ペヌルティーモ
3から続投し続けているキャラ。言動はそのままだが能力自体は各段にパワーアップしていて、トロピコで改善すべき項目を案としてタスクを提示したり、強奪で各施設に応じたコスプレ?をしながら世界遺産を奪取する。さらにDLCでは陰謀にはまって失脚したプレジデンテに対して必死に行動するなども文句無しに忠臣といえるようなキャラクターとなっている。
ネイソン・ベルモンテ
資本主義者代表。当然お金を稼ぐの大好きで、株価が急上昇したのを喜び、売りが買いを押し流された事を嘆いたりする。今までならゲームを上手く進める=お金を稼ぐから資本主義者は味方である場合が多いが今作は産業関係は産業推進者派閥に属するようになったので意外とご機嫌をとるのが難しくなっている。産業推進者は金を右から左に動かすだけの資本主義者を嫌っている。
マルコ・モレノ
4は敵として登場したが今作では共産主義者代表。過去作では敵だったが今作は病院や住居を要求してトロピコの民の福祉を第一に考えるゲーム中最も良心的なキャラクターとなっている。だけど憲法では監視国家社会をやたら要求する。医療や教育の充実はトロピコの発展にはかかせないため共産主義者は味方になることが多い。
シスター・フランチェスカ
宗教団体「ハウリングスカル教団」のシスターで宗教派閥代表。信仰を通じて人々と交流し、プレジデンテの魂も天国に行けることを願っている。なお、この教団は何をしているかはゲーム中明かされることはない。教会とか建てればご機嫌とれるというわけではなく、アルコール、軍事施設、現代的な考えで機嫌を損ねるので敵対しやすい。要求は空港やハンググライダー等何故か空を飛ぶものを要求する。
ロドリゲス将軍
過去作にも登場した軍国主義者派閥代表。本名ロドリコ・ロドリゲス。むさくるしいのは変わらないがイケボではなくなった。軍服を着ているが実戦経験はなく、本気で戦争になりそうだと明らかに怖気づいている。当然軍事関係の増強でご機嫌とり・・・と思いきや、今作では特定のキャンペーンを除いてそこまで反体制派が襲ってくるわけでもなく、軍事施設がゼロでも軍国主義者が敵対するわけでもない。要求はやたらとジェットコースターを要求してきて、要求通りにすると島にやたらとジェットコースターだらけになる。
サニー・フラワーズ
過去作から続投している環境保護論者。過去作とあまり性格が変わらない。当然産業を推進すれば敵対する。母なる大地とか息吹とか名前の通りお花畑な人。
ハーランド・ザンダー
今作から初登場となる、産業推進者代表。葉巻を吸いながら紳士の恰好をしている。好物はしぼりたてのレモネード。鉱業や産業を好むので大体味方になり、教育や研究でも機嫌がとりやすい。当然環境保護論者との二重要項になりやすい。
エレナ・カルペッパー
知識人代表。いろいろな大発見をしたり何かと考え事したり騒がしい人。教育、研究もしくは何かと最新な設備を好む。どちらかというとキャンペーンでの謎の技術開発とかで関わりが多い。
ヘクター・デルガド
今作から初登場となる保守主義者代表。はげた太ったおっさんであり、あまり好感度の高そうな見た目をしていない。よくわからないたとえ話をしえトロピコの伝統を第一に考えており、古いものを好む傾向がある。いろんな方向で島を発展させても敵対するというわけでもなくだからといって常に味方でもないよくわからない派閥。軍事力を好むというが軍国主義者からも何言ってんだコイツと思われている人
ブローカー
闇社会のビジネスマン。本名ではない。言うこと全てがほぼうさんくさい。代表者ではないがプレジデンテに依頼をして見返りとしてスイス銀行の資金を増やしてくれる。内容は超大国を大使館から追放したり、核実験を行うなど物騒な物が多い。ただしそれのリターンは少ないので官庁でブローカーに息をかかった人物を雇って稼ぐ方が楽。そしてスイス銀行の資金を使って様々な裏取引が出来るがかなり強力で上記の各派閥の代表に嫌われても彼を活用すれば簡単に支持をあげることができる。今作でのぶっ壊れといえる要素だがDLC「ロビティスコ」を導入すると無闇に使うと国庫のお金がかなり流出してしまうようになって難易度が大きくあがる。
関連商品
ペヌルティーモ:今年もアツーイ夏の季節が近づいてきましたね! 暑い夏と言えばトロピコ、トロピコと言えば暑い夏ですよ! さあ、まだ持っていないキミもニコニコ市場からトロピコ買って、今日からプレシデンテになろう! さもなくば!
関連コミュニティ
ファニート:トロピコ・コミュニティのメンバーが80憶人を超えました! アイマス・ボカロ・東方と並んでトロピコが御三家入りする日もそう遠くはありませんね!
ファニート:すみません、コミュニティーのメンバーが80人を超えた、の間違いでした。
関連項目
- ページ番号: 4177419
- 初版作成日: 09/10/08 23:38
- リビジョン番号: 3158321
- 最終更新日: 23/07/03 06:30
- 編集内容についての説明/コメント:
- 関連動画を追加しました。削除されている関連動画を記事から除外しました