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年末恒例、女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」が選ぶ「今年の顔」。単なる人気投票ではなく、読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部の審査、2024年の「モデルプレス」内での記事露出回数などを加味し、15組を発表する。
【1】読者アンケート「あなたが“2024年の顔”だと思う人物は?」の結果 調査期間:2024年10月18日~11月15日 回答数:108,426件(性別比:女性91.7%、男性6%、回答なし2.2%) 年代内訳:10代9.1%、20代32.8%、30代36%、40代10.9%、50代7.8%、60代以上3.6% └うち学生の回答数:30,822件 └内訳:小学生3%、中学生2.8%、高校生27.9%、大学生・専門学生・大学院生66.3%
【2】モデルプレス編集部30人の目利きによる審査
【3】2024年のモデルプレス内での記事露出回数
以上の3点を基準に、15組を「モデルプレス」が選ぶ「今年の顔」として選出した。
「モデルプレスが選ぶ 今年の顔 2024」(C)モデルプレス
地上波では様々な時代や立場の女性の生き方が、視聴者にエールを送った。NHKでは伊藤沙莉(30)が前期連続テレビ小説「虎に翼」で毎朝日本中に勇気を与え、吉高由里子(36)が大河ドラマ「光る君へ」で1年間日曜の夜に彩りを与えた。民放では「不適切にもほどがある!」で河合優実(23)が脚光を浴び、満を持してブレイクを果たした松本若菜(40)が2クール連続GP帯主演を張った。
国内の配信ドラマも盛り上がりを見せ、綾野剛(42)と豊川悦司(62)がW主演を務めたNetflixシリーズ「地面師たち」は6週連続で日本トップ10(テレビ部門)の首位に君臨し、X(旧Twitter)で登場人物のセリフが”地面師構文”として席巻するほど。
Netflixはドラマ以外でも潮流を生み出し、国境を越えて心を揺さぶったのは、日本初の男性同士の恋愛リアリティショー「ボーイフレンド」の9人。映画界では、綾野、そして「虎に翼」でも視聴者をときめかせた岡田将生(35)らが出演した映画「ラストマイル」がヒットした。
Travis Japanの松田元太(25)は本業以外にもバラエティ、ドラマと多くのジャンルで無双の活躍を見せ、知名度が拡大。音楽界は「国民の青春」を歌い続け、過去作品も含め各チャートを制覇したMrs. GREEN APPLEの活躍が目立ち、NewJeansはK-POPという枠から飛び出し日本の音楽シーンで話題を作り続けた。
フレーズや振り付けがバズり国内アイドル界に新風を巻き起こしたFRUITS ZIPPERや、「しなこワールド」で歌手デビューし小中学生のスターとなったしなこは、Z世代では知らない人がいない存在に。Number_iとして再デビューした平野紫耀(27)は数々のハイブランドやCMの広告塔に起用されてそのブランド力を世間に知らしめ、今年結婚したメジャーリーガー大谷翔平選手(30)は私生活も含め連日世間を賑わせた。
Mrs. GREEN APPLE(提供写真)
Mrs. GREEN APPLE/藤澤涼架、大森元貴、若井滉斗(C)モデルプレス
3人組バンド・Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)は、4月の「ライラック」から5ヶ月連続でリリースし、上半期売上ランキングではデジタル部門で30.7億円を記録し1位を獲得。爽やかな3人が奏でる楽曲ジャンルは多岐にわたるが、とりわけ「青春」を歌った楽曲は印象的で、どんな世代でも節目に聴けば背中を押してくれるものが多数。7億回再生を記録した「青と夏」を始めとし、計20作品が1億回再生を突破するなど、過去作品も改めてよく聴かれていることがその証拠だ。 日本のバンド史上最年少でのスタジアムツアーなど多数の公演を経て、計20万人を動員し、ツアーを映画化した「The White Lounge in CINEMA」は興行収入18億円を超えるヒット。楽曲面での実力は証明され切っているが、2022年春からフェーズ2にシフトして以降、楽器演奏だけでなくダンスも行うなどといった新鮮な表現方法や、リリース毎にガラリと変わるビジュアルも応援する上での魅力の一つとして備わり、今年でまた一歩“最強バンド”として進化。まだまだ熟さず、フレッシュさを保ったままの彼らは来年も歩みを止めないだろう。
<読者コメント>
・「5ヶ月連続リリースにスタジアムツアー、映画、定期公演まで行いながら、個々の仕事もこなし、知らない人はいないアーティストに。今年の飛躍はずば抜けていたと思います」 ・「ほぼ毎月ライブを開催していて、映画化だったり、定期公演だったり、再生回数の伸びがすごかったりで、今日本一聴かれるアーティストだから!特に大森さんは突発性難聴と戦いながらもファンに音楽を届けていてかっこいいし、メンバーの若井さん、藤澤さんも大森さんを支えてあげていて素敵だと思ったから!」 ・「いつも聴いていた。どこでも流れていた。テレビにもいつも出ていた。すごい数のタイアップだった。毎日楽しかった」
河合優実(C)モデルプレス
河合優実「不適切にもほどがある!」第1話より(C)TBS
TBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」で主演の阿部サダヲの娘役・純子として一躍ブレイクを果たした河合優実。“聖子ちゃんカット”にセーラー服×スタジャンといったスケバンスタイルを違和感なく再現し、“令和の山口百恵”とも称される独特なアンニュイオーラで魅了した。 映画業界ですでに名だたる新人賞を多数受賞していた彼女は、今年も「あんのこと」「ナミビアの砂漠」と2本の主演作が公開されたが、テレビ東京系「RoOT / ルート」で地上波ドラマ初主演、数々のCM抜擢とテレビで目にする機会が急増。原作も話題の劇場アニメ「ルックバック」では主人公声優を務め、さらなるポテンシャルを示した。どのジャンルでも無限の引き出しで作品に説得力を持たせる彼女は、来年ついにNHK連続テレビ小説「あんぱん」で朝ドラデビュー。お茶の間での知名度はさらに広がっていくだろう。
<読者コメント>
・「昭和らしい顔立ちが令和の今新鮮で、すごく魅力のある女優さんです」 ・「映画やドラマやCMなど幅広く活躍されて、毎回異なる雰囲気を纏った演技を見せていたから」 ・「彗星のごとく現れたというよりは、なぜ世間に見つかっていなかったと言った方が正しく思えるほどの実力とそれに見合った露出・活躍。『あんのこと』の香川杏役は素晴らしかった!」
松田元太(提供写真)
Travis Japan(トラビスジャパン)の松田元太は九九ができない「九九ニキ」をきっかけに“おバカキャラ”としてお茶の間に浸透し、今年はバラエティで見ない日はないほど強力な存在感を発揮。一方テレビ朝日系「東京タワー」では人妻を誘惑する大学生、フジテレビ系「ビリオン×スクール」ではスクールカースト1軍の生徒と、地上波ドラマで芝居の才能も見せつけた。 京セラドーム大阪で開催された事務所合同ライブでは、活動休止中のKing & Prince永瀬廉の代役として前日のわずか1時間で振りを完璧に覚え、高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)とともにキンプリ楽曲でパフォーマンス。Travis Japanとしては初のワールドツアーで世界6都市を巡る偉業も成し遂げた。 全分野で確かな結果を残し「元太に任せておけば間違いない」と思わせる真のエンターテイナーは、映画「ライオン・キング:ムファサ」で声優に初挑戦。来年以降もエンタメ業界の光となることに期待したい。
<読者コメント>
・「バラエティなどで見せるおバカな印象とは裏腹にドラマ『東京タワー』や『ビリオン×スクール』などで見せる演技力が光っていたから」 ・「本業のアイドル、そしてドラマ、バラエティ全ジャンルで活躍したと思います!」 ・「バラエティでの天然おバカキャラとドラマでの泥沼男やチャラい高校生などいろいろなところで活躍していた!ダンスや歌も上手くてすごい!!」
吉高由里子(C)モデルプレス
吉高由里子「光る君へ」第34話(C)NHK
大河ドラマ「光る君へ」で紫式部を演じきった吉高由里子。平安時代中期の貴族社会を舞台に戦をメインに据えないことや、当時の最高権力者・藤原道長との関係をソウルメイトとし、生々しい恋愛描写を取り入れた脚本は、大河ドラマとしては異例尽くしの連続だった。 世界最古の女性による小説と言われている「源氏物語」の作者である紫式部の史実はほとんど残っていないが、吉高が演じることによって、芯が強く不器用な文学ヲタクの才女という、時を越えて変わらない1人の普遍的な女性像が生き生きと浮かび上がり、これまで教科書で語られてきたモノクロのイメージを色づけた。 毎週放送前にはXで「本日もあなたの1時間私にください」と定番の投稿を続けるなど、SNSの活用法もさすが。飾らない自然体なキャラクターが全方位モテる女性の代表格とも言える吉高が演じたからこそ、「道長が平安な世を作りたいと邁進した政治の原動力は紫式部だった」という大胆な解釈も納得できるほどの説得力を持たせ、視聴者の心を揺さぶり続ける大河となったのであろう。
<読者コメント>
・「『光る君へ』が大流行した今年。才のある女性がどう男性社会を生き抜いていくかという点も現代よりで見ていて面白かった。演技力、話題性ともに吉高さんが今年の顔と言えるだろう」 ・「大河の主演をこなしながら毎週のSNS更新も変わらず、またそれ以外の活動も精力的に疲れを一切見せずにやりきったのは凄い」 ・「今年一番ハマったドラマが『光る君へ』です。毎週面白くて、1週間が待ち遠しく、1年があっという間だった!ゆかりの地に旅行したり、源氏物語や平安時代について勉強したり、こんなに影響されたドラマは初めてだった!!」
伊藤沙莉(C)モデルプレス
伊藤沙莉「虎に翼」(C)NHK
今年のエンタメを語るには欠かせないNHK朝ドラ「虎に翼」の主人公・寅子を演じきった伊藤沙莉。初回から17歳として登場し、最終話ではまさかの“幽霊”に。主人公の死後が描かれるという異例ラストも話題となった。 女性差別の時代に生まれてもなお、自身の「はて?」と疑問に感じた気持ちを押し殺さず、男性ばかりの法曹界で果敢に立ち向かっていく寅子に勇気づけられる人が続出。個性豊かなキャラクターたちの成長や絆は幾度となく視聴者の涙を誘ったが、その中心にはやはりいつだって寅子の存在があった。大役を走りきり女優としてさらなる進化を遂げた伊藤は、今年の「NHK紅白歌合戦」で初の司会を担当。彼女の天真爛漫さ・愛され力が、大晦日も日本を照らす。
<読者コメント>
・「何よりも朝ドラ『虎に翼』の主役として本当に素晴らしい演技を見せてくれたと思います。とても忙しく疲れているだろうに常に元気で楽しそうな姿にこちらも元気をもらっていました」 ・「朝ドラ『虎に翼』の主演で素晴らしい演技を見せて、かつこの作品を通じて様々な現代につながる問題を社会に提起したため」
・「伊藤沙莉でなければ寅子という役は成立しなかった。あれほど個性爆発の登場人物がいても、やっぱり『虎に翼』の真ん中にはいつも寅子がいた」
岡田将生(C)モデルプレス
岡田将生、満島ひかり(C)2024 映画「ラストマイル」製作委員会
伊藤はもちろん、「虎に翼」に大きく尽力したのが寅子と事実婚関係となる航一を演じた岡田将生。さらに彼がメインを張った映画「ラストマイル」も45日間で興行収入50億を超えるヒットを記録した。 「虎に翼」では物語後半から本格的に登場。「ラストマイル」はもともと根強いファンがついているTBS系ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」と同じ世界線で描かれた中の新キャラクターだったため、どちらも情報解禁時からハードルの高さはMAXだったが、決してその期待を裏切らず、むしろそれを超えてくる芝居の深みでエンタメファンを唸らせた。 今年はセカンドブレイクと言っても過言ではない活躍ぶりだが、何年経っても変わらぬ美しいビジュアルや、昨年末に開設したInstagramでの“彼氏感”溢れる投稿、質問箱を利用したファンとの交流もネットで注目の的に。11月にはPrime Videoドラマ「1122 いいふうふ」で共演した高畑充希との結婚を電撃発表し、1年を通して話題が尽きなかった。
<読者コメント>
・「映画にドラマに朝ドラに数多くの作品が2024年に公開され、どれも爪痕を残しているからです!」
・「岡田将生さん出演の映画を観に行けば次回公開作の予告が流れ、朝ドラにも出演、さらには連ドラの予告も…ずっと何かしらに出ていてすごいです」
・「NHKの朝ドラ『虎に翼』と、話題沸騰した映画『ラストマイル』でどちらも主役級の役を果たした岡田将生さんこそ今年の顔に相応しいと思う。演技も然り、今年たくさんの人の記憶に残ったことは間違いない」
綾野剛(C)モデルプレス
綾野剛/Netflixシリーズ「地面師たち」Netflixにて独占配信中(C)新庄耕/集英社
役柄に憑依したような演技力で元祖カメレオン俳優としてすでに地位を確立している綾野剛は、今年配信ドラマ1本、映画5本に出演し、映像界を牽引。チャーミングなヤクザを演じた1月公開の主演映画「カラオケ行こ!」は10回以上鑑賞する人も続出するなど熱狂的なファンを生み、海外にもその名をとどろかせた。 熱が冷めやらぬまま、7月に「地面師たち」が配信。壮絶な過去を抱えながら真面目なサラリーマン風の風貌で高額詐欺を働く地面師を熱演し、1つの役柄でいくつもの表情で驚かせた。8月公開の「ラストマイル」ではTBS系ドラマ「MIU404」で人気を集めた伊吹藍としてカムバック。俳優としてまだまだ底知れぬ力を改めて証明し、作品の度にファンを増やし続けている。
<読者コメント>
・「年明け早々の綾野狂児から夏は地面師、年末にかけて映画公開3作…息つく暇なく綾野剛に始まり綾野剛に終わりそうな1年でした」
・「『この役は綾野剛じゃないんじゃない?』と原作ファンから言われまくったのに蓋を開けて見れば『綾野剛以外考えられない!』と絶賛された『カラオケ行こ!』から始まり、Netflixにて13週連続日本のトップ10に入る『地面師たち』で話題になり、『ラストマイル』では僅かな出演ながらドラマファンに大きな感動を与え、秋には映画『まる』にて鬱陶しいのにどうしてだか憎めないやつを見事に演じている。年中活躍された方」
・「俳優21年目にして新たなファンをここでまた一気に増やすのは簡単なことではない。仕事や仕事仲間への深く熱い愛とリスペクト、そして想像も及ばない程の地道で圧倒的な鍛練を重ねて来た結果」
豊川悦司(C)モデルプレス
豊川悦司/Netflixシリーズ「地面師たち」Netflixにて独占配信中(C)新庄耕/集英社
綾野とともに「地面師たち」でW主演を務めた豊川悦司は、元暴力団幹部で地面師集団のリーダーであるハリソン山中役で日本中に鮮烈なインパクトを与えた。 誰に対しても敬語で話す紳士的かつ英語が堪能というインテリジェンスな面と、非人道的で猟奇的な面が共存するキャラクターが豊川の醸し出す色気と貫禄にマッチし、新たなハマり役に。「もっと大きなヤマを狙いませんか?」「最もフィジカルで最もプリミティブでそして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます」といったセリフが流行し、X上で毎日ハリソンの顔を見た人も多いだろう。 豊川と言えば耳が不自由な青年画家を演じた1995年のTBS系ドラマ「愛していると言ってくれ」が言わずと知れた代表作だが、真逆の役柄で令和世代にも“トヨエツ”の知名度を広げたに違いない。
<読者コメント>
・「『地面師たち』で今年一番印象に残ってる。トヨエツがしばらく怖かった」 ・「ハリソン山中のサイコパスぶりは評判を呼び、今まで知らなかった若い世代にも『顔』を売ったのでは?」 ・「『地面師たち』の話題もすごかったが、常盤貴子さんとの夫婦役CMも胸熱だった」
松本若菜、倉田瑛茉「西園寺さんは家事をしない」第4話(C)TBS
松本若菜「わたしの宝物」第1話(C)フジテレビ
TBS系「西園寺さんは家事をしない」で芸歴18年目にしてGP帯連続ドラマ初主演を飾った松本若菜。家事をしない“バリキャリ女子”を軽快かつチャーミングに演じ、幅広い視聴者の心を掴んだ。その明るさに満ちた役柄から一転、2クール連続主演となるフジテレビ系「わたしの宝物」では「托卵」という禁断の選択をした主婦に。愛と罪の狭間で葛藤する繊細な女性を丁寧に描き、前作との振り幅が視聴者に衝撃を与えた。 これまで数多の作品に出演してきた彼女だが、一際脚光を浴びたのは2022年のフジテレビ系「やんごとなき一族」での怪演。“松本劇場”として強烈なインパクトを残し、ともすればそのイメージが定着してしまいそうだが、松本は役ごとに全く違う顔を見せ続けている。陰陽を自在にこなす多彩な表現力で、女優としての実力が改めて評価された1年だった。
<読者コメント>
・「その美貌からは想像できない素晴らしい演技力。面白いシーンも感動的なシーンも全てを網羅する演技には魅了されてしまう。『西園寺さん』と『わたしの宝物』での振り幅に圧倒されています」 ・「『西園寺さんは家事をしない』がとても印象強く、表情力豊かな演技に引き込まれました。これまで『やんごとなき一族』での美保子のイメージが強かったですが、西園寺さんみたいなハッピーなキャラクターも素敵でハマり役でした」 ・「『西園寺さんは家事をしない』に出演されるまでは松本さんのことを知らなかったのですが、コミカルな演技もシリアスな演技もなんでもこなす女優さんだなと思いました。主演を2クール連続で務められるところも今年の顔といえる理由です」
平野紫耀(C)TOBE Co., Ltd.
平野紫耀(C)モデルプレス
平野紫耀はイヴ・サンローラン・ボーテ、ルイ・ヴィトン、サントリーなど数々のブランドの顔として国際的な活躍を遂げた。登場するCMや私服で身に着けるアイテムは驚異的な販売数を叩き出して“爆売れ”。商品の売上やブランド価値の向上を保証するカリスマ的な人気から、数多の企業が彼を求め争奪戦状態だった。 そんな華々しい存在感は神宮寺勇太・岸優太と組むNumber_i(ナンバーアイ)としても抜きん出ていた。1月1日にデビューを果たすと、わずか4ヶ月で世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ」に進出するほか、マクドナルドなど誰もが知る企業のCM抜擢が続いた。年末は「日本レコード大賞」「NHK紅白歌合戦」の大舞台で1年を締めくくり、年中話題が尽きないだろう。
<読者コメント>
・「『渋谷がずっと平野紫耀の看板だらけ』というほど見ない日はなかった。出演したCMの商品も大ヒットで、ネット上でも話題の中心に常にいた」
・「元旦にデビューして快進撃が続いているから。デビューと共に、LVパートナーシップ、YSLアジアアンバサダー、日本人初の店舗ビジュアルに起用。その他続々とCM起用があり、数々の企業にもファンにも愛されてる人だと感じたから」 ・「Number_iとして活動を新たにスタートして、雑誌の表紙からアンバサダー、フェス出演など幅広いフィールドで活躍していて至る所で目にしました」
NewJeans(C)2024 ADOR. All Rights Reserved.
NewJeans/ヘイン、ハニ、ヘリン、ダニエル、ミンジ(C)モデルプレス
5人組ガールズグループ・NewJeans(ニュージーンズ)は日本の音楽シーンでさらに知名度が上昇。デビュー後最短期間での東京ドーム公演という記録を打ち立てたファンミーティングでは2日間で9万人以上を魅了した。 ハニ(HANNI)が松田聖子「青い珊瑚礁」、ヘイン(HYEIN)は竹内まりや「プラスティック・ラブ」など、K-POPファン以外にも届くような日本の名曲カバーはたちまち話題を集め、その後の音楽番組でソロコーナーが設けられるほどだった。
所属レーベルの大元であるHYBEとプロデューサーであるミン・ヒジン氏との間で対立が起きたことは世界中のファンが着地を注視。今後について不透明な部分はまだあるが、11月に行われた韓国の授賞式で大賞を受賞した際には「NewJeans Never die」と、メンバー自ら永遠を誓う姿で感動を呼んでいた。
<読者コメント>
・「K-POPアイドルが昭和歌謡を歌う姿が新鮮で印象的。その影響で昭和歌謡の魅力が新たに発掘されたから」 ・「ビジュアル・ファッション・楽曲…どれをとっても頭一つ抜けていて、圧倒的なセンスと本人たちの実力で全員が好きになった」 ・「今年も大活躍、ドーム公演の『青い珊瑚礁』などが大バズりし、日本の地上波でも様々なカバー曲を披露した」
大谷翔平/Photo by Getty Images
大谷翔平、田中真美子さん/Photo by Getty Images
2年連続、3回目のメジャーリーグMVPを獲得した大谷翔平選手の、いつを切り取っても最高を更新し続ける姿は、日本の誰もが誇りに思った。特に今年は本塁打50本、盗塁50本を同時に達成してMLB史上初の快挙、スポーツ史に残る記録を刻んだ。 また今の彼を語る上で欠かせないのが家族だ。妻である田中真美子さんと愛犬のデコピンくんが集まるだけで、テレビで速報され、たちまち日本国民を癒やす。試合では緊張感走る表情も見せる大谷選手の表情が和らぐのは家族の前だからこそで、時にはそんな家族を守るような厳しい一面を見せることすらも、スターとしての存在感を確かなものにしている。
<読者コメント>
・「有言実行!限りある体力年齢のなかで、最高到達点を目指して努力している姿がカッコ良い!」 ・「世界で活躍するメジャーリーグプレイヤーとしてだけでなく、多くの人に夢と希望を与え、日々の活躍で毎日のようにニュースになっていました。日本の宝として記録更新し続ける偉業を讃え投票しました」 ・「真美子さんがデコピンを抱えて大谷さんを迎えに行く姿は何度見ても微笑ましい。大谷さんの表情が緩む瞬間にほっこり」
FRUITS ZIPPER(上段左から)鎮西寿々歌、松本かれん、早瀬ノエル、真中まな(下段左から)仲川瑠夏、月足天音、櫻井優衣(C)モデルプレス
FRUITS ZIPPER/早瀬ノエル、月足天音、鎮西寿々歌、松本かれん、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな(C)モデルプレス
昨年末「輝く!日本レコード大賞」で新人賞を受賞した7人組アイドルグループ・FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)。「さ、アップデートしよ?」のフレーズが印象的な「NEW KAWAII」や、“パフェダンス”が話題の「フルーツバスケット」がTikTokを席巻し、耳にしない日はないほどのバズりっぷり。自己肯定感を高める前向きな歌詞は女性の共感を呼んだ。 そんな彼女たちは、アソビシステムが日本で成長を続けてきたアイドル文化を世界に向けて発信するアイドルプロジェクト・KAWAII LAB.から2022年にデビュー。同プロジェクトから続く3グループを牽引して「ミュージックステーション」に4組で出演するなど、わずか2年あまりで日本のアイドル界で勢力を拡大したと言える。快進撃はまだまだ始まったばかりだ。
<読者コメント>
・「長所も短所もすべてNEW KAWAIIという概念でまるっと肯定してくれて、自己肯定感が上がるきっかけになってくれたからです」 ・「昨年のレコード大賞新人賞からの活躍が目覚ましく、結成2周年の今年は日本武道館2DAYSを完売させ、各媒体とのコラボの数も群を抜いているので」 ・「キャッチーなフレーズを取り入れた曲がSNSを中心に流行ったことに加えて、メンバー全員が可愛いので曲に説得力があって励まされるから」
シュン、ダイ/Netflixリアリティシリーズ「ボーイフレンド」世界独占配信中
(後列左から)カズト、ユーサク、イクオ、リョウタ(中列左から)ゲンセイ、アラン、テホン(前列左から)シュン、ダイ/モデルプレス独占オフショット(提供写真)
「地面師たち」に続きNetflixで連日トップ10入りしていたのが、日本初となる男性同士の恋愛リアリティショー「ボーイフレンド」だった。男性が恋愛対象の9人のボーイズたちによる約1ヶ月の共同生活では数々の胸キュンシーンが生まれたが、一生モノの友情を育んだり、共同生活によって新たな価値観を得たりと、恋愛だけではない見どころも。9人がセクシュアリティに関する悩みや壮絶な経験をありのままさらけ出す姿や、彼等同士の相談・ぶつかり合いから生まれた的確なアドバイス・名言は、多くの視聴者にも感動や気付きを与えた。 反響は世界中から集まり、鈴木亮平やマリウス葉など業界でもハマる人が多数。9人のSNSフォロワーは爆増し、全員揃って「anan」の表紙を飾るなどNetflixを飛び出して社会現象を巻き起こした。
<読者コメント>
・「時代的にもLGBTのことが話題に上がるけど、それだけじゃなくて人間的に学ぶことが多かった」 ・「観た人の反響が徐々に広まって自分の周りにも観た人が増えていき、気付いたときには『ボーイフレンド』の話ばかり耳にするようになった」 ・「この番組をきっかけに、自分の周囲の人との向き合い方にも変化があった気がする。友達と感想を話しながら、その友達ならではの目線や価値観を知れて興味深かった」
しなこ(C)モデルプレス
しなこ(C)モデルプレス
今年、SNSから一躍人気者となった「しなこちゃん」。もともとは原宿系ファッションと、ポップで可愛らしいASMR動画、バズスイーツ作りが支持を得ていたが、3月に「しなこワールド」で歌手デビュー。プリンセス風の衣装で魅せるロックテイストのダンス、通称「しなこダンス」が話題となり、多くのダンスカバー動画も誕生。一気にテレビ出演も増え、小中学生の間で人気を不動のものとした。
そんなしなこは、原宿を訪れると必ず目にするであろう行列店「ベビタピ」の店長も務めており、出勤日に合わせて訪れれば、本人とお話しできるといったファンサービスも人気を集める理由の一つ。スター的存在でありつつも、身近にも感じられる距離感でティーンにとって憧れのプリンセス像を確立している。
<読者コメント>
・「子供から大人までしなこダンスを踊っていた!」
・「しなこちゃんに会いに原宿まで行く女の子がたくさんいる」
・「たくさんテレビにも出ていてどんどんスターになっていった」SNSの総フォロワー数380万人超えの「モデルプレス」が、WEBアンケートで読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部の審査、「モデルプレス」内での記事露出回数などを加味し、各種エンタメ・ライフスタイルにまつわるランキングやアンケート結果を発表するオリジナル企画。これまで発表したランキングには「『2024年ヒット予測』エンタメ(俳優・女優)ライフスタイル(ファッション・美容)などのトレンド完全予測」や毎クール恒例「今期最もハマっているドラマTOP10」、「筋肉イケメンランキングTOP20」などがある。(modelpress編集部)
モデルプレス読者が選ぶトレンドランキング2024 「菊池風磨構文」「アサイーボウル」などが首位に