NHK党の立花孝志党首
兵庫県の斎藤元彦知事(47)の疑惑などを告発する文書の真偽を解明する県議会調査特別委員会(百条委員会)の議論に影響するのか。7月に自殺した元県西播磨県民局長の男性=当時(60)=が告発文書を作成したとされる公用パソコンについて、「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)は29日、自身のユーチューブで「県民局長の公用パソコンの中身を一部公表します」とする動画を投稿、インターネット上で大きな話題となっている。
動画では、パソコンの複数のフォルダとみられる画面が映されており、フォルダ名にはそれぞれ、女性の名前とみられるものや、「小説関係」、女性の名前らしきものを付けた「写真館」といったものが並んでいる。「クーデター顛末記」とタイトルの付いた文書ファイルもみられた。
立花氏は兵庫県知事選で、男性の自殺の原因は告発者捜しを命じた斎藤氏にあるのではなく、プライベート情報の露見を恥じたためだと訴えていた。
立花氏が公開した内容の真偽や入手経路を含めてさまざまな議論を呼びそうだ。